恩格貝とは
恩格貝の気候・風土
恩格貝を含むクブチ沙漠は、黄土高原のただ中に位置し、海抜1,100メートル、緯度は青森県とほぼ同じです。一日の寒暖の差が激しく、夏でも夜には冷え込むことがあります。夏の最高気温は50℃近くに達し、また冬にはマイナス20℃になることもあります。年間降水量は300ミリ程度で、そのほとんどが雨期である6月〜8月に集中して降ります。
| 都市/気温 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 |
| 北京 | 最高 | 17.7 | 26.3 | 33.6 | 34.4 | 35.4 | 35.7 | 30.1 | 25.7 |
| 最低 | -4.8 | 1.5 | 4.9 | 14.0 | 17.7 | 18.6 | 10.4 | 0.9 |
| 恩格貝 | 最高 | 10.0 | 18.2 | 25.2 | 30.5 | 32.1 | 28.7 | 26.2 | 20.3 |
| 最低 | -5.5 | 2.1 | 7.7 | 10.0 | 17.3 | 16.2 | 14.5 | 0.2 |
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恩格貝の生き物
恩格貝の動物達
恩格貝には、トカゲ等、生来、沙漠にすむ生き物がいます。また、遊牧民が飼っているヒツジやヤギもいます。そして、森が広がるにつれ様々な生き物が集まってくるようになりました。いまでは、ウサギ、ツル、ハリネズミ、ツバメ等たくさんの生き物を見ることができます。種を出荷するために花を栽培しているので、昆虫もたくさん観られます。池にはフナ等もいます。特に秀逸なのは、鳥の中の宝石と呼ばれるカワセミの出現です。
恩格貝周辺の住民
恩格貝周辺の住民とその暮らし
恩格貝があるクブチ沙漠にすむ人々の年間所得は、500元(日本円で約8,000円)程度と中国でも最も貧しい地域の一つです。石灰の露天掘りや牧畜、僅かな農地での農業などで生計を立てていますが、産業と呼べるようなものはほとんどありません。しかし、貧しくとも明るく、そんな彼らと接していると、日本人がどこかで何かを置き忘れてきたのではないかとの思いを抱いてしまいます。
恩格貝周辺にすむ村民達が協力してくれる春期植林は、協会が植える植林本数の大半を占めています。沙漠緑化を進めるためには、彼ら、現地住民の協力が欠かせません。
恩格貝周辺の紹介
恩格貝周辺の紹介・沙漠の案内
・五里明沙等
当初植林は、賓館から少し離れた五里明沙というところで行っていました。ここに広がる緑は、沙漠ウォッチング等で訪れた際、高い砂丘の上から一望できます。現在では他地区で植林を進めています。
・第1ダム
一晩で降った豪雨が沙漠に大きな亀裂を生じさせ、巨大な自然のダムになりました。このダムの他にも第2ダム、さらに賓館前にも池があります。沙漠にも水があることの何よりの証拠です。
・生長した森
植林した木は、平均80%程度活着(根づき)、5年ほどで立派な森になります。森の中にはいると、足下は落ち葉や微生物の働きで砂が土になり、また鳥のさえずりや葉が風にそよぐ音が耳に心地よく、そこが沙漠であったなどとはとても信じられません。(写真は植林3年目のポプラの森)
・記念植樹(友誼林)
協力隊は、植林地での植林の他に、賓館の近くにある友誼林で記念植樹をします。ここではそれぞれの名札を付けた木を一本だけ植えます。「あの木は無事に育っているだろうか」、そんな思いで2回、3回と協力隊に参加される方も大勢いらっしゃいます。まるで自分の子供のように思える木に再会するのも、恩格貝を訪れる楽しみの一つです。
・お花畑
恩格貝では、種の出荷用に数種類の花を栽培しています。初夏から秋口にかけて、賓館のまわりは花で囲まれます。なお、この花の種の一部は、約100粒入り1袋200円で当協会で販売しております。詳しくは、協会事務局まで。
恩格貝賓館
賓館の紹介
協力隊の恩格貝宿舎でもある「恩格貝賓館」を紹介します。
ここは元々優良カシミア生産のための実験研究所だったところです。宿泊できるよう改築しました。現在、収容人数は100名程度。ベッドもあり、宿泊するには不自由しません。ただし、シャワーやトイレなど水まわりの施設がどうも調子が悪いようで、お湯が出なかったりトイレが流れなかったりといったことが頻繁にあります。行かれる方は、ある程度覚悟しておいて下さい…。
1、会議室
2・4・5・7〜11・14・16、宿泊室
3、会長室
6、シャワー室
7、長期滞在者宿泊室
8、宿泊室
10、娯楽室
12、売店(みやげ)
13、受付、服務員室
15、売店(生活品)
17、厨房
18、食堂
19、給電室